「費用対効果」を考えて行動する癖

職業柄か、自分の性格なのかは分かりませんが、私は普段から「費用対効果」を考えて行動する癖がついてしまっています。
会計関係の仕事をされている方だと、似たような方が多いのではないかと思います。
今回は、「費用対効果」について考えてみたいと思います。

 

「費用対効果」を考えて行動する癖

 

「費用対効果」とは

辞書で「費用対効果」の意味を調べてみると、支出した費用に対して得られる効果のことで、英語ではコストパフォーマンスのことと書かれています。
コストパフォーマンスは、「コスパが良い」という使い方をするように、例えばお店で買った商品が、その性能の割に値段が安いというような意味で使われます。

ビジネスの場面で「費用対効果」というと、一般的には、投資するお金や労働などに対して、どれだけのリターンが得られるか、ということを言うことが多いと思います。
たとえば、広告などが良い例だと思いますが、ある商品のテレビCMを流すのに1,000万円支払い、その商品の売上が5,000万円アップしたとします。
この場合、《費用》は1,000万円、《効果》は5,000万円です。

 

時間も《費用》

これを普段の行動にも当てはめて考えてみます。
たとえば、スーパーで買い物をすときに、チラシを見て安売りをしている店を探す方は多いと思います。
生活圏内には3つのスーパーがあり、それぞれの店で日替わりの特価品があります。
今日は、A店ではタマゴが他のお店より10円安く、B店ではレタスが5円、C店ではお肉が20円安かったとします。
合計で35円得をしますが、全ての店を回ると1時間以上余計に掛かります。
この場合、1時間という《費用》によって、35円の《効果》を得たことになります。

ただし、この《効果》は金銭的なものだけではありません。

先ほどのテレビCMを例にとると、直接的な”効果”は5,000万円ですが、
実際に商品を購入しなかった人にも商品のこと、また、その商品のメーカーの宣伝にもなります。
したがって、金銭的な価値としては表れない間接的な《効果》もあります。

スーパーの例では、3つのスーパーを回ることで、知り合いに会っておしゃべりできるかもしれません(笑)

 

確定申告の費用対効果

起業して会社を作ったり、フリーランスとして独立しても、
確定申告や会計帳簿の作成は必ず必要になります。
社長やフリーランスの方にとって、これらの作業は今まで馴染みのないものでしょうから、
自分でやろうとすれば新たに勉強しなければいけませんし、何より、慣れない作業のためとても時間が掛かります。
数字が苦手な方にとっては、とても苦痛な作業だと思います。

もし、その時間を自分の業務に使ったら、何ができるでしょうか?
・得意先周りをして、営業ができるかもしれません
・アプリをひとつ開発できてしまうかもしれません
・新しいビジネスのネタを思いつくかもしれません
・アフィリエイトサイトがひとつ作れるかもしれません

掛ける費用(時間)と効果のバランスを考えてみて、自分でやるよりも外注に出した方が良い、という選択肢もあると思います。

 

最後に

最後は、税理士の売り込みみたいになってしまいましたが、
自分の専門ではない作業に時間を掛けるのはとてももったいないと思います。
このように、費用対効果の考え方を意識的に使って、ご自分の普段の行動を改めて見直してみるのも良いかと思います。

下島聡司税理士事務所
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