【税務相談】ISO認証の取得費用

【税務相談】ISO認証の取得費用

【質問】

この度当社では、ISOの認証を得ることになりました。
ISO認証を取得するためには、取得時に、申請費・基本料・審査料・登録料等の費用が必要となり、また取得後にも毎年、審査料、年間登録維持料が必要となります。
これらの法人税法上の取り扱いを教えてください。

 

【回答】

国税庁HPに類似の事例が解説されておりますので、その内容を整理いたします。
そちらによると、次の理由から登録時の費用については繰延資産としては処理せず、支出時の損金に算入することが相当であるとされています。
また、取得後に毎年支出する審査料等についても同様に、その支出時の損金に算入することが認められているようです。

 

【登録時の費用】

① 法的な権利ではないので、工業所有権には該当しない
また、譲渡することができず、超過収益力を生ずるものではないので、営業権にも該当しない。

② ISOを取得することは、不特定多数の者に対して広告宣伝する効果を有していることから、その損金性が認められること

③ 審査登録料金の支出後にも、サーベイランス料、登録維持料等の費用負担が求められること
また、一定の事由が生じる場合には審査登録証の停止、撤回及び取消しの措置がとられることから、審査登録料金の支出の効果がその支出の日以後数年に及ぶとはいいがたいこと

 

【登録後の費用】

① 毎年支払う費用;維持費用と考えられること

② 3年ごとに支払う更新審査料;更新審査料従前と同様の状態にあることの認証を得るために支出するものであるので、審査登録料金と同様に考えられること

 

国税庁HPリンク・質疑応答事例
http://www.nta.go.jp/shiraberu/zeiho-kaishaku/shitsugi/hojin/20/09.htm

下島聡司税理士事務所
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