【日本政策金融公庫】創業融資で失敗しない創業計画書の書き方と作成ポイント

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【日本政策金融公庫】創業融資で失敗しない創業計画書の書き方と作成ポイント

「融資を受けたいけど、創業計画書ってどう書けばいいの?」

日本政策金融公庫の創業融資を申請する際に、多くの経営者が直面する課題かと思います。

フォーマットはあるので実際に書き始めてみたのはいいものの、どう記載すれば信頼性のある計画になるのか?が分かりづらいと感じる方も多いのではないでしょうか。

 

この記事では、「創業計画書の正しい書き方」と「融資審査で見られるポイント」、そしてフォーマット例に基づいた具体的な記載方法をわかりやすく解説します。

創業計画書とは?

創業計画書は、日本政策金融公庫(日本公庫)へ融資を申し込む際に提出する重要な資料です。

融資担当者が事業の実現性を評価するための最初の判断材料となるため、内容の信頼性と説得力が問われます。

日本政策金融公庫の創業融資とは?

  • 担保・保証人なしでも申請可能(要件あり)
  • 自己資金要件は原則不要(※ただし、1〜2割の自己資金がある方が審査上は有利)
  • 借入限度額:最大7,200万円(うち運転資金は4,800万円以内)

創業計画書の基本構成と記載例

創業計画書には、主に以下の9項目があります。融資審査で重視されるポイントを交えながら、記載例をご紹介します。

1. 創業の動機(自己紹介・起業の背景)

記載例:
「IT企業で10年間エンジニアとして勤務し、業界知識と顧客対応力を培ってきました。クラウド技術に特化したニーズに対応すべく、独立を決意しました。」

ポイント:
創業に至る経緯、創業後の提供サービス、自身の経験との関係性を明確に記載します。

2. 経営者の略歴等

記載例:
〇〇株式会社 営業課 課長(〇年)

ポイント:
役職・業務内容・業界経験・取得資格を簡潔に記載します。

3. 取扱商品・サービス

ポイント:
商品・サービスの内容、セールスポイント、販売戦略を明確に。市場環境や競合との違いについても自分の言葉で構いませんので頑張って記載しましょう。

4. 従業員

記載例:

創業時:1名(代表者)

5. 取引先・取引関係等

記載例:
〇〇株式会社(末締め翌月末日回収)

ポイント:
売上入金・仕入支払条件は、資金繰り計画に直結するため重要です。

6. 関連企業

ある場合のみ記載。ない場合は空欄で問題ありません。

7. 借入の状況

ポイント:
既存の借入(カードローン含む)はすべて正直に記載しましょう。可能なら事前に完済しておくのが理想です。

8. 必要な資金と調達方法

ポイント:
自己資金の比率は10%以上が望ましいです。他金融機関にも申し込んでいる場合は、公庫担当者に伝えましょう。

9. 事業の見通し(月平均)

ポイント:
月商・売上予測とその根拠を明記。税金や融資返済は含めず、事業計画に沿った具体的な数値を記載します。

まとめ:創業計画書は「自分の言葉」で作成する

創業計画書は専門家からアドバイスを受けることは可能ですが、最終的には自分で作成することをおすすめします。

融資面談ではこの計画書をもとに質問されるため、内容に自信がないとスムーズに対応できません。

また、創業計画書は融資のためだけでなく、自分自身のビジネスを見つめ直すツールでもあります。

もし作成に不安がある方は、ぜひ当事務所へご相談ください。

 
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