税務調査第6回:税理士がいないと本当に損?プロのサポートがあるとこう違う

※本記事は税務調査シリーズの第6回です。今回は、税理士が税務調査に関与することで何がどう違うのか、具体的な比較を通じて分かりやすく解説します。

「税理士なし」と「税理士あり」の違いとは?

税務調査を自力で乗り切った方の中には、「結果的に高くついた…」と後悔するケースが少なくありません。

ここでは、税理士がいない場合といる場合で、何がどう違うのかを3つの視点で比較してみます。

1. 初動対応の差

税理士がいない場合

  • 税務署からの連絡に動揺し、何を準備すればよいか分からない
  • ネット検索に頼り、不正確な情報で準備を進めてしまう

税理士がいる場合

  • すぐに対応内容を整理し、調査官への対応も任せられる
  • 必要書類のリストアップや、調査前の事前チェックも受けられる

2. 調査中の立ち回りと印象

税理士がいない場合

  • 調査官からの質問に対して曖昧な返答や説明が増える
  • 言わなくてもよいことまで話してしまい、余計な論点が増える

税理士がいる場合

  • 質問の意図をくみ取って適切に補足してくれる
  • 調査官の“深掘り”を防ぎ、調査を短時間で終わらせやすくなる

3. 結果と追徴税額の差

税理士がいない場合

  • 主張できる経費も「証明できない」として否認される
  • 反論ができず、指摘された内容をすべて受け入れることに

税理士がいる場合

  • 適切に交渉し、軽微な修正で済むよう着地を図る
  • 不当な追徴に対しても根拠をもって反論できる

調査を「受けるだけ」で終わらせないために

税務調査は、ただ受け身で終わらせてしまうと、不利な結果に繋がる可能性が高くなります。

税理士が関与していることで、調査官とのやりとりの“質”が変わり、結果として追徴税額や修正内容も変わってくるのです。

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当事務所(杉並区・西荻窪)では、調査の直前相談、立会い対応、修正申告など、税務調査全般にわたるサポートを提供しています。

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次回は「税務調査後にやってくる修正申告と追徴税の真実」について解説します。


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<税務調査対策シリーズ>
税務調査第1回:税務署から『調査したい』と連絡が来たら最初にやるべきこと
税務調査第2回:税理士がいないと、税務調査はこうなる(全体の流れとリスク)
税務調査第3回:税務調査の対象になりやすい会社・個人の特徴とは?
税務調査第4回:税務調査当日の流れと調査官が見ているポイント
税務調査第5回:調査でよくあるミスとやってはいけない対応
税務調査第6回:税理士がいる場合といない場合の差
税務調査第7回:税務調査後にやってくる修正申告と追徴税の真実
 
 
 

監修:下島聡司税理士事務所
代表税理士 下島聡司
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